2019年3月21日

サンソンプロジェクト第二ステージに向けた住民集会

2年間にわたりトヨタ財団様のご支援を頂き実施してきたサンソンプロジェクトですが目標とした40aを大きく上回る100aの耕作放棄地にワラビやコシアブラ等の山菜栽培を行うことができました。

第二ステージとして、増加を続ける耕作放棄地の更なる活用拡大を進めるとともに、収穫・販売・維持管理といった循環を集落ぐるみで経営していく段階をむかえました。

モデル地区となった横手市山内三又区(石沢達雄区長 80世帯 200人)では、3月21日、「これからの三又区を考える住民集会」を開催し、集落環境の保全と資源の活用を推進していく母体となる新たな「全世帯加入型地域経営団体」の設立に向けた住民集会を開催しました。

集会では、11月に実施した「中学生以上全住民アンケート」の集計分析結果について自治会長から報告された後、講師にお迎えしたIIHOE 川北秀人氏から「住民自治と地域経営」と題したお話しをしていただきました。

全住民の実に25パーセントの方々が参加され、講師のお話しに一つ一つうなづきながら食い入るように共感なされる姿がとても印象的でした。

2019年3月2日

自治会役員や集落長、各種団体長による集落環境保全法人の設立準備会を開催しました。

法人名:特定非営利活動法人「三又環境保全会」(仮称)

目的:集落周辺耕作放棄地の森林化を抑制し、将来の反撃基盤として比較的復元容易な山菜栽培地や牧草地等の形態で自然界と人間生活界の狭間を開かれた緩衝地帯として保全することにより、山村集落の持続可能性を高めることを主要な目的としています。

2019年3月21日
川北秀人氏をお招きして「中学生以上全住民アンケートの報告会」を開催します。


2017年4月~2018年12月の取り組み

2016年度国内(そだてる)助成事業

助成番号D16-L-0011
団体名山内南共助連合会
代表者 石沢 達雄
テーマ「サンソンプロジェクト」
次世代につなぐ里山のなりわいづくり
概要この事業は耕作放棄地などを活用し、安心安全な「山菜ビジネス」を核とした地域の産業を拡大し、次世代につなぐ里山環境を未来の担い手と創出するとともに支えあいによる持続可能な山村の地域づくりや高齢者の生きがい創出を図ろうとする事業です。

2017年度の主な取り組み

山菜を使った新しいメニューの開発試食会と地域資源の魅力再発見ワークを実施しました

2017年5月13日
2017年5月20日
2回シリーズ


まちと農山村部の共存性を考えるセミナーを実施しました

2017年7月8日

講師 秋田大学 石沢 真貴教授

未来の担い手と考える円卓会議


秋の山菜植え付け作業と未来の担い手と探す地域の資源ワークショップを実施しました

2017年10月29日

2017年秋の植え付け作業です

あいにくの天気の中、住民と未来の担い手等約40人で、三又集落の未利用地約30aに、コシアブラ90本、根曲がり竹120株を植えつけました。

未来の担い手による地域資源探しの(里歩き)とワークショップです


地域と歩む異業種円卓会議(ワークショップ)を行いました

2018年2月27日

地域と地元企業や学生など多様な団体が相互に協力し、地域の資源と課題を確認しながら、連携できるプロジェクトを考える異業種ワークショップをおこないました。

参加企業・団体など
秋田銀行横手支店様北都銀行横手支店様
(社福)相和会様(株)マルシメ様
トータル保険(いでは)様(個人事業主)アニバトゥルー様
増田高校生様連合会役員様
(特活)秋田県南NPОセンター様


県立増田高校農業科学科の教育研究実習に参加してきました

2018年3月2日

農業科学科生徒による自主研究
「クマ」と共存するための山菜伝承プロジェクト勉強会です。
秋田県のクマ被害を考え、共存していくために自分たちが何をすべきか?何ができるか?を一緒に学んできました。

2018年度の主な取り組み

未来の担い手と一緒に春の植え付けをおこないました

2018年5月22日

参加校県立増田高等学校11名
県立横手高校定時制4名
県立横手支援学校8名

植え付け面積と種類内容南郷地区三又地区
わらび根20a10a
タラの芽・ゼンマイ・ウルイなど10a

秋田県立横手支援学校の校舎内で生徒さんたちとわらびの実験圃場づくりを実施しました

2018年5月22日

植え付け指導講師は狙半内(さるはんない)共助運営体の奥山良治会長です


県立増田高等学校祭で未来の担い手らが山菜の販売体験会をおこないました

2018年6月16日

山菜を使ったお菓子づくり体験をしました 講師 由利恵里子先生
2018年6月14日

早朝に高校生が販売する「ワラビ」と「ミズ」の採取に出かけました。

学校祭で販売しました。 わらび50束 ミズ50束が完売しました。

山菜入りスイーツの試食アンケートも実施しました。


未来の担い手円卓会議
(高校生ワークショップ)

2018年10月9日

未来を担う高校生としての地域貢献を考えるワークショップでした。

参加校県立増田高校生6名
県立横手高校(定)3名
県立支援学校3名

菅原賢一МG氏による基調報告「地域の現状と課題」です

・人口減少の厳しさをよく理解できた未来を変えるために頑張る。
・地域と学生が連携していく必要性を感じた。
・未来を変えられるのは自分たちだと聞いて共感した。
・他高生徒との交流もありふるさと秋田に少しでも貢献したい。
など、率直な意見や感想をいただきました。


2018年秋の山菜植え付けを行いました

2018年10月28日

作業内容植え付け面積35a
コシアブラ200本
タラの芽20本
わらび・タケノコなど

今回の主役は住民20名
山菜は収穫するだけだったから、植えることを考えたこともなかった。
これなら、楽に採れる、春の収穫が楽しみだ。など会話の弾む楽しい作業になりました。

コシアブラです

2017年秋に植え付けしたコシアブラやタケノコはこんなに順調に成長しています。(2018年5月撮影)


集落環境保全を考える代表者会議をおこなっています

行事から事業へ、役から経営へ、里山集落を未来の担い手につなぐ新たな地域経営を進めるための小規模多機能自治推進母体づくりを目標としています。

横手市山内三又区(6集落)の人口は、ここ20年間で(100世帯)433人から(81世帯)220人と約半分に減少し、(H27国調)このあと、30年後には32人になるとの衝撃的な推計や、少子多老化も深刻な状況となっています。
このため、三又自治会役員および各種団体代表などが2018年4月から「三又区のこれからを考える座談会」を月1回ペースで開催し、地域・団体の現状や課題を話し合い、これからも安心して暮らし続けていくための方策を検討しています。

第一回座談会 2018年4月7日

石沢区長他集落代表者や団体
代表者8名

三又地域の30年後の推計表をもとに話し合い
・これまでの過去20年間の実績や集落の子ども数から考えると推計値より早いペースで推移している。
・危機感はみんな持っているが、あきらめ感で流されている。
・自分たちで何ができるか、こうした話し合いを継続していきたい。
・全国的な事例を学びたい。
などの意見がだされました。

第ニ回座談会 2018年6月12日

石沢区長他集落代表者や団体
代表者11名

・総務省や内閣府が進めている「地域運営組織」と「地域運営組織」の法人化について勉強しました。

・この地域には公民館もなく、事務局の担い手や活動の拠点・経費など地域単独で構築していけるのか?
・日々の仕事と兼用では限界がある。ボランティアにも限界がある。
・事務局員の配置に地域おこし協力隊や集落支援員制度を活用していく道を探る。  
などの意見がでました。

今ある地域組織・団体の現状

組織名現状と活動内容
自治会・主に行事と親睦・財産(山林)管理
集落営農組合・1組織22名で活動、中山間農地管理やわらび園運営
 観光わらび園として定着(黒字経営)
・組合員の減少、離農者農地の維持管理に課題
共助組織・高齢者宅の屋根雪おろし、玄関前雪よせなど6世帯を支援、基本土・日実施で14~15人参加し集中作業で半日で仕上げている。
麓友会・河川愛護、草刈り作業を県から受託し、収益を清流まつりや集落まつりの出店費用などにあてている
元気村グループ・これまで低迷してきた、今年度から組織再編し取り組む。
旬采グループ・いぶりガッコ製造販売(女性起業)農家民泊など

第三回座談会 2018年7月20日

石沢区長他集落代表者や団体
代表者7名

秋田県温暖化対策課や横手市役所さんから、課題解決のための環境を切り口とした取り組みを支援していきたい旨の説明があり意見交換をしました。

第四回座談会 2018年8月30日

石沢区長他集落代表者や団体
代表者12名

横手市議会地域協働推進研究会(会長 遠藤 忠裕氏)三名の議員の皆様をお迎えし、山村集落保全について意見交換をしました。

第五回座談会 2018年9月27日

石沢区長他集落代表者や団体
代表者11名

地域の全世帯加入型法人にふさわしい「法人の種類」を話し合った結果NPО法人がもっとも組織化にふさわしい形態ときまりました。そこで、NPО法人になるメリット・デメリットについて話し合いました。

第六回座談会 2018年10月27日

石沢区長他集落代表者や団体代表者12名

第6回目となる座談会はスペシャル企画としてIIHOE 川北秀人氏を講師においでいただきました。
川北氏からは「ソシオ・マネジメント」続・小規模多機能自治(地域経営を始める・進める・育てる88のアクション冊子を使いながら、改めて住民自治の必要性について全国的な視点からお話を伺い、意見交換をおこないました。
人口より課題が増える時代、「これまで通り」では歯が立たない。「苦しくても、未来のために決めて動きだす」沢山の示唆と勇気をいただきました。
又、川北氏のご提案による「中学生以上全住民アンケート」に取り組んでいます。

2018年11月は「中学生以上全住民アンケート」を実施中です